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投稿者 : 佐藤直樹 投稿日時: 2023-03-01 11:59:14 (40 ヒット)

2023年3月15日に佐藤直樹『なぜ、自粛警察は日本だけなのか-同調圧力と「世間」-』が現代書館から出版されます。
内容は以下の通りです。


日本は同調圧力の強い国である。日本人はいつもお互いのことを気にし、調和を重んじる関係性を築こうとする。これを同調圧力と定義する。
2020年以来3年にわたり風景を一変させた新型コロナウイルスパンデミック。確かにコロナ禍は一種の「非常事」であるといっていいので、日本以外の国でも大なり小なり同調圧力はあった。しかし、他国ではまったく見られなかった「自粛警察」や「マスク警察」のひどさは世界的にみても突出していた。また、小室さんバッシングややけくそ型犯罪など、異様な社会に変化している。
いったいなぜこんなヒドイことになったのか。その原因を「社会」が縮小し「世間」が肥大したから、と考察する。
同調圧力は1998年あたりをターニング・ポイントにして大きく変化し、このころから「息苦しさ」や「閉塞感」を強めてきた。その背景を後期近代に突入した日本という概念から分析、世間の肥大化を阻止し社会を取り戻すための、具体的方策まで言及。


以下で予約できます。https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E8%87%AA%E7%B2%9B%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%90%8C%E8%AA%BF%E5%9C%A7%E5%8A%9B%E3%81%A8%E3%80%8C%E4%B8%96%E9%96%93%E3%80%8D-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/4768459358/ref=sr_1_2?qid=1677639076&refinements=p_n_publication_date%3A2285541051&s=books&sr=1-2


投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2023-02-10 13:56:50 (107 ヒット)

 会員の高橋です。前回の大会で発表の場をいただきまして、大変にありがとうございました。
 さてわたくし、このたび草思社さんとご縁があり、以前文芸誌に筆名で連載した、東京の酒場案内を、単行本として上梓することになりました。『東京名酒場問わず語り』というタイトルです。
 呑み屋のガイドブックなぞこの世間学会とは関係が……と思われるかもしれませんが、メニューや営業時間を羅列した本ではありませんで、「酒場で独酌」という近代になって日本人が手に入れた沈思黙考スタイルの立場としてあれこれ綴ったつもりでございます。
 ご承知のように社会学はとても幅の広い事象を扱う分野でございます。『酒場の社会学』(高田公理 著)、『居酒屋の戦後史』、『居酒屋ほろよい考現学』(共に橋本健二 著)といった先達の書もありますし、酒場は人間観察や、空間で醸される空気の観察に恰好の場であることはご同意くださると思います。
 いつぞや、佐藤直樹先生をわたくしの贔屓の居酒屋にお連れしたことがあります。座られてすぐに先生は「町内会の銭湯だ」とおっしゃいました。さすがです。乾杯のあとはローカルと呼ばれる英国パブへと話がつながっていきまして、いずれも世間そのものにほかならないということ、人間と都市に欠かせない装置であることの確認が出来た次第でした。
 言い訳がましく申しましたが、ご興味を持ってくださりお手にとっていただけましたら有難く存じます。ちなみに筆名の奥 祐介は、「よぉくゆう」すけの意でして、いい店・いい人・いい情報の良さを伝える。悪口は書かない。気に入らなければ無視すればいい、と生意気を決めております。
 わが人生そうそうあることではございませんで(笑)、失礼ながらご案内させていただきました。発売は2月末の予定です。

2023年2月10日          
高橋靖典(奥 祐介) 拝


投稿者 : 佐藤直樹 投稿日時: 2023-01-15 11:19:27 (103 ヒット)

 「ダイヤモンドオンライン」(2023年1月10日公開)に「ウイズコロナでマスク『着用不要』でも外さない日本人の“呪縛の根源”」が掲載されました。

 https://diamond.jp/articles/-/315729

 テキストについては、以下をご覧ください。
 http://satonaoki.sblo.jp/article/190090966.html


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